企業物語作家 / 食品開発アドバイザー / ものづくり講師
代表籾山 広之
趣味:筋トレ/読書/料理
尊敬する人物:岡本太郎/一休宗純
企業物語作家 / 食品開発アドバイザー / ものづくり講師
代表籾山 広之
趣味:筋トレ/読書/料理
尊敬する人物:岡本太郎/一休宗純
その名に刃を持つ漢
籾山が提案いたします
1964年 | 秋田県男鹿市生まれ |
---|---|
1986年 | 秋田経済法科大学卒(現:ノースアジア大学) |
1986年 | 大手住宅機器販売会社に就職営業職として勤務 |
1988年 | 飲食店経営 |
1990年 | 食品加工会社へ就職加工、営業、商品企画開発などを行う。 その後、商品開発を一から独学で学び、加工、開発、企画販売を手掛ける。 |
2021年 |
3月31日 個人事務所「オフィス無尽蔵」事務所開き&業務開始 |
2014年から2019年までの間に開発した商品を4度特産品コンテストに出品。全国、東北、秋田県と規模も審査員も違うコンテストで入賞率いずれも4~10%の倍率の中、各年度で、それぞれ3回以上の入賞を果たす。特に全国規模のコンテストでは、エントリーした4回の年度で入賞。
2016年 サウジアラビア・ジッタにて
2016年には、シンガポール、ベトナム、タイなどを商談の為歴訪。同年11月にはサウジアラビアで行われた「FOODEXSOUDI」に日本人として唯一単身で出展。
2021年2月には、培ったノウハウと視点を生まれ育った東北に還元するべく、コンサルタントとして独立。
オフィス無尽蔵のロゴに描かれているのは「陰陽五行」を写実化したものです。「陰陽」は読んで字のごとくの光と影の対を示し、互いに対立依存しながら森羅万象すべてを陰と陽に分けるという観点です。
ロゴでは陽を龍、陰を女性で表しています。背を向けているのは、お互いを信頼しあっていると言う証で、各々の役割を粛々と果たすという意味が込められています。
五行については、万物は「木・火・土・金・水」がお互いに影響を与え合い循環するという思想。
ロゴでは、山の麓に「木」を描き、山と畑の幸を表現し、背景の日輪は「火」を表し太陽の恵みを表現、ロゴの上部の山は「土」を表すとともに東北各地を見守る八つの霊峰を表現、女性がもつ矢は「金」を表現しかつて東北で栄えた鉱山を表現しています。ロゴ右側にある波は「水」を表し、日本海と太平洋の海の幸を象徴しています。
海より出でた雲は、立ち上って行き山へ降り注ぎ、山襞を伝い川に流れ出します。
そして海に帰った水は、少しの間プールされてから陽の光を浴びて雲となり空へ立ち上ります。
その様は、まるで経済の循環のようです。
【肩の力を抜き、笑みを浮かべた弓を持つ女性は誰?】
「ざしきわらし」のモデルを誰にしようかと思案しながら思い悩んでいました。
文献を紐解くと、民話の“座敷童”の多くは、おかっぱの少女(少年)の姿をしていると伝えられているようです。
当初、五歳児くらいのデザインをしたこともありましたが、それと陰陽五行説と結びつける事には何か違和感がありました。 でも“座敷童“のイメージである「おかっぱ頭、着物姿」と言う部分は確定。ほか、商品を開発する際にその作り手の思いを具象化したものが「弓」なのですが、弓道と違い決して狙いを定めず、笑みを浮かべ力を抜いています。右上に30度の角度をつけて放つ事により「商品開発から完成まで柔軟に色んな意見を取り入れ、時流などに揉まれながら加速し、よりベストな着地点にたどり着くように」との願いが込められています。そうしたときに「座敷童は福の神だから経済の循環を阻害しない象徴の人がいい」と言う思いがわいてきました。「経済の循環は水の循環にそっくりだから水を止めないイメージの人がいい、でも水を止めない人って誰だろう・・・」と、思いを巡らせ思考が途絶えそうになった瞬間。「あ!!!いた、水が決して凍りつかない湖の主が」そう秋田の田沢湖です。
この湖は厳寒の北国の真冬でも決して凍らず蒼く神秘的な佇まいを崩しません。ようやくすべてが整いました。「座敷童」はその田沢湖の「辰子姫」をモデルとさせていただきましょう。
かくして色々な願いを込めながら「オフィス無尽蔵」のロゴは完成を見たのです。